IIJmioの標準SIMをnanoSIMへ 自分でカットしてみた
amazonで注文した人気の格安スマホHUAWEI nova lite。wifi環境で一通りの機能を試したので今回はSIMの設定を行っていきたいと思います。SIMの設定が完了すればwifiルーター無しで外出先などでもインターネットを行うことが可能になります。
現在持っているSIM
現在自分の手元にあるSIMはwifiルーターで使用していたIIJmioのデータ通信専用SIMです。月額974円で月3Gまで高速通信が可能、1ヶ月だけですが余った高速通信部分を繰り越せる仕様になっています。電話をかけることがあまりない、とりあえず今持っているガラケーはそのまま契約維持するということで、今回は今あるこのIIJmioのデータ通信専用SIMをHUAWEI nova liteで使用することにしました。
SIMのサイズ
現在持っているIIJmioのSIMは標準SIMです。HUAWEI nova liteはnanoSIM対応なのでこのままでは使用することはできません。
IIJのホームページによればSIMサイズの変更は可能なようですが税込2,160円の事務手数料と数日間SIMを使用できない期間が発生するとのことでした。
自分でSIMをカットするという方法
IIJにSIM変更の申し込みをするのも面倒臭いなぁと思っていたところ、どうやらSIMを自分でカットしてnanoSIMにできるという情報を知りました。ネットで検索してみると、結構な人が自分でSIMカットを行っており、カット後も問題無く使用出来ているというブログや動画なども多数ありました。
どうやら「SIMカッター」という専用の器具を用いて、標準SIMからマイクロSIMやnanoSIMへとサイズ変更を行うことができるようで、SIMカッター自体も安価で販売されていることからHUAWEI nova liteと同時にamazonで注文しました。
SIMカッターの構造
SIMカッターの構造は穴あけパンチと同じです。SIMをセットする部分に挟み、一気にバチンッ!!とやるだけです。
この時に「躊躇なく」一気にバチンッ!!とやるのがコツらしいですw
SIMカッター本体のほかに標準SIMやマイクロSIMなどに対応するSIMアダプターとSIMピンのセットとヤスリが付いていました。amazonで700円前後の価格でした。
標準SIMからマイクロSIMへ
SIMカッターには標準SIMからマイクロSIMにする穴とマイクロSIMからnano SIMへカットする穴が開いています。標準SIMから直接nano SIMへカットすることができないため、2回カットする必要があります。とりあえず1発目ということで標準SIMをSIMカッターにセットし、
躊躇なく一気に・・・
ふんっ!!
バキッ!!
鈍い嫌な音が部屋中に響きわたります・・・
SIMを取りだしてみると
意外と綺麗にカットされています。
ヤスリも必要無いくらい切り口も綺麗です。やはり「躊躇なく」一気にやったのがよかったみたいです。
これで標準SIMがマイクロSIMになりました。
マイクロSIMからnano SIMへ
カットしてできたマイクロSIMを今度はnanoSIMにしていきます。
さっきとは逆側のほうにSIMをセットして、しっかりと位置を確認した後、
躊躇なく一気に
ふんっ!!
バキッ!!
!!!!
がっつり金属部分まで切断されてるけどこれ大丈夫なのか??
自分でSIMカットしたというブログや動画などをみると真ん中の接点部分さえ無事であれば端の金属部分は無くても問題無く作動するみたいだけど・・・
今回は金属部分があったせいか結構バリが残ってしまいました。
なので、かる~くヤスリをかけた後にHUAWEI nova liteにセットします。
HUAWEI nova liteの通信環境
HUAWEI nova liteは複数のSIMを同時に利用できるDSDS仕様ですが複数のSIMを利用する場合、LTEか3Gと2Gになります。LTEと3Gという組み合わせでDSDSを利用することができないため、2G回線の無い日本国内ではDSDSを活用することが事実上不可能です。またSIMスロットとマイクロSDカードのスロットが排他仕様になっているため、マイクロSDカードを利用している場合、2枚目のSIMを刺すことができません。HUAWEI nova liteはストレージが16GBしかなくOSと初期アプリなどで既に8GBから9GBほど占有しており、マイクロSDカードの利用が不可欠な端末になります。以上のことからDSDSは実質使えないという認識をしておく必要があります。
カットしたSIMをHUAEI nova liteにセットする
SIMカッターでカットしたIIJ mioのSIMをHOUAEI nova liteのSIMスロットに差し込みます。
金属部分が裏になるようにSIM1の場所にセットしていきます。入るようにしか入らないので、SIMの切り口とSIMスロットの形状を確認しながらセットします。
SIMをセットして電源を入れると・・・
????
反応が無い・・・
API設定がまだだからか??
設定画面からSIM管理の項目を開くと・・・
SIMを認識していないだと・・・
ゴラァ!!!(# ゚Д゚)
落ち着け、俺。
もう一度SIMスロットをはずしてSIMをつけ直してみるものの
反応無し・・・
SIMカットに失敗しました・・・(´;ω;`)
まさかのSIMカット失敗・・・
何度SIMを抜き差ししても一切反応しません。実際にSIMカットを行っている動画などを見ると、カット後、SIMを差し込むとすぐに認識しています。
API設定がどうとかいう問題では無く、アンテナ自体が立ちません。要するにSIM自体を認識していない=アポーンという想定外の展開に・・・
手順はしっかり守ったのですが・・・
多分標準SIMからマイクロSIMへは成功だったと思います。
切り口も綺麗ですし
やっぱり問題はマイクロSIMからnano SIMへのカットだったのではないかと・・・
がっつり金属部分を切ったのがまずかったのか??
でもこれSIMカッターのサイズ的にどうしても金属部分を切ってしまう仕様になっているんだけど(怒)
ブログや動画でレビュー上げてる人達は結構成功してるっぽいのに何故だ??
泣く泣くIIJにSIMサイズ交換の申し込みをする
2,160円ケチらずに最初から素直にSIMサイズの交換を申し込んでおけばこんなことにはならなかったのに・・・
などとぶつぶつ文句を言いながらIIJの会員ページからSIMサイズの変更を申し込んでいると
!!!
【SIM交換・変更0円キャンペーン】SIMカードサイズ変更および再発行にかかる手数料1枚あたり2,000円(税抜)が無料になります。(2017年2月20日(月)~2017年6月5日(月))ふぁっ!!!
よく見るとIIJのホームページトップにデカデカと
最初から教えといてよ!!!!!(´;ω;`)
IIJmioからnanoSIMが届く
申し込みから3日後にIIJmioからnanoSIMが届きました。
中には頼んでいたnanoSIMが入っています。
以前標準SIMを契約した時は普通にdocomoのSIMカードだったのですが、今回な何も書いてない真っ白なSIMカードが送られてきました。
自分でカットしたSIMと比べてみると金属部分の模様が若干というか全然違うことに気づく・・・
気を取り直してHUAWEI nova liteに装着
SIMを刺して電源を入れと・・・
"NTT DOCOMO"
キタ――(゚∀゚)――!!
一発で認識(そりゃそうだ)
これで認識しなかったら端末側の初期不良という可能性も出てくるだけにビビりながらSIMを差し込んだんですけどまあなんとあっさり認識w
API設定も済ませて現在では快適に通信出来ています。
てかSIMサイズ交換の無料キャンペーン中でほんとよかった(´・ω・`)
結論
IIJのSIMは絶対に自分でカットするな!!とくに標準SIMからnano SIM
※SIMカットは自己責任でお願いします。
自分の場合は使えませんでした。
壊したsimは返却したのですか
返却したために、損害金が
請求されませんでしたか