2017年ゴールデンウィーク 海外旅行で今一番お得な国

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2017GW
もうすぐゴールデンウィークということで、海外旅行に行くという人も多くいると思います。
ゴク@gokushitekiblogゴールデンウィーク中も特に予定もなく(お金も無く・・・)多分自宅で仕事です。
悔しいので無理やり2017年ゴールデンウィークに海外旅行するならどこがいいのか??ということについて考えてみました。

 

 

日本人に人気の海外旅行先

JATA
一般社団法人である日本旅行業協会(JATA)2017年ゴールデンウィーク旅行動向調査を発表しました。
海外旅行についても国・地域別にランキングを発表しています。

 

 

1位 台湾

2位 ハワイ

3位 シンガポール

4位 タイ

5位 韓国

6位 グアム

7位 ベトナム

8位 香港

9位 アメリカ(本土)

10位 オーストラリア

 

 

という結果になっています。
今年のゴールデンウィークは9連休というところが多いみたいなので普通に遠出できそうな日程になってるのですが上位をアジア諸国が占めるという結果になっています。昨年の順位も上位はほぼ変動無しということで日本から近いアジアが人気ということなんでしょうが台湾が1位というのは個人的に意外でしたね。
あとアジア地域が人気なのにも関わらず中国本土がランクに入っていない点も意外ですね・・・
日本では中国人観光客の爆買いなんて報道を聞く機会が多くなっていますが逆に日本人が中国本土に旅行に行くというケースはそんなに多く無いようです。
それとヨーロッパ諸国がランクインしていないという点も意外でしたね
9連休あればヨーロッパ周遊は無理でも1カ国だけの観光なら十分ありだと思うのですが、やはり日本からの距離と旅費の高さがアジア諸国と比較してネックというとこでしょうか・・・

 

 

為替レートから今行くべき国を考える

まあ行きたい国に行くのが一番なんですけど、出来るだけお得に海外旅行をしたいというのもまた事実。
同じ国・地域でも行く時期によって旅費の総額が変わるケースも珍しくありません。
海外旅行の費用に影響を及ぼす要因は様々なものがありますがここでは海外旅行を語る上で欠かせない「為替」に注目しながら見ていきたいと思います。

※2016年5月2日とこの記事を書いてる時点の為替レートの比較です
※為替レートはBloombergのHPより

 

北米

アメリカ合衆国

 

USA

上記の日本旅行業協会のランキングでもハワイ(2位)グアム(6位)アメリカ本土(9位)にランキングしているアメリカ合衆国
通貨は世界の基軸通貨である米ドルです。

USDJPY

米ドルは去年のゴールデンウィークと比較して若干の円安水準で推移しており、為替の観点から言えば去年よりも少し高い旅行費用になると予想されます

 

 

カナダ

Canadian Flag

ランキングには登場していませんがアメリカと並んで人気の高いカナダ
通貨はカナダドルです。

CADJPY

カナダドルは対円で去年のゴールウィークと比較してほぼ同水準で推移しています。
カナダについては旅行費用における為替の変動要因はほぼ無いと考えてよさそうです。

 

 

アジア

台湾

taiwan

ランキング1位の台湾ですが台湾ドルというチャートは初めてみましたw
JPYTWD

正しいチャートたぶんこれの逆で台湾ドル/円だと思いますが
日本円から台湾ドルに両替する場合にはこの円/台湾ドルのチャートが基準になります
去年のゴールデンウィークが0.300近辺で現在が0.270
去年は日本円→台湾ドル×0.30(1000円=1000円×0.30)=300台湾ドルだったものが
今年は日本円→台湾ドル×0.27(1000円=1000円×0.27)=270台湾ドルにしかならないということで円安の方向(日本人旅行者にとって不利)で推移しています。

 

 

シンガポール

SG

ランキング3位のシンガポール
通貨はシンガポールドルです

 

SGDJPY
シンガーポールドルについては現在の水準と1年前のゴールデンウィークの水準がほぼ同じとなっており、為替レート的には去年とほぼ変わらない旅行費用になると思われます。

 

 

タイ

thai

ランキング4位のタイ
通貨はタイバーツです。

THBJPY

これも初めてチャートみましたw
去年のゴールデンウィークあたりが3.04で今年が3.22なので若干円安といったとこでしょうか??
なじみの無い通貨なのでどれくらい円安なのか正確には分かりませんが去年に比べて日本人からみて不利なレートであることは確かです。

 

 

韓国

Korea

ランキング5位の韓国
日本から一番近い外国ということで手軽さという点からこの手のランキングにはいつも顔を出してるイメージです。
通貨は韓国ウォン

KRWJPY
去年との為替チャートの比較ではほぼ同水準になっており、為替による要因はほとんど無いと考えていいと思います。
韓国については為替よりも直近の朝鮮半島情勢の緊迫化のほうが気になる部分ですね・・・

 

 

ベトナム

vietnam

ランキング7位のベトナム
通貨はドンです。

VNDJPY

日本から近いアジア諸国ですがどの通貨もマイナー過ぎてもう訳が分からなくなっていますが
ベトナムドンについてもチャートで比較するとほぼ去年と同水準で推移してることからベトナムについても去年と同じ費用で考えておけばOKのようです。

 

 

 

オセアニア

オーストラリア

australia

日本旅行業協会が発表したゴールデンウィーク旅行人気ランキングで10位にランクインしたオーストラリア
通貨はオーストラリアドル

AUDJPY
グアムなどの島を除けば日本から一番近い西洋国家ということで根強い人気がある国でもあります。
現在豪ドル円は83円台前半で推移しており、1年前の豪ドル円レートは81円台ということでほぼ同水準とみていいレベルの為替水準になっています。
オーストラリア旅行の費用についても去年と同額かちょっと多めくらいの見積もりで問題なさそうです。

 

 

ヨーロッパ

ユーロ圏

EU

日本人にも人気のドイツ・フランス・イタリア・スペインなどを含むユーロ圏
現在19カ国・人口3億2600万人の経済圏で域内の移動は基本自由
通貨はユーロ

 

EURJPY
ユーロ円相場は1年前と比較してほぼ同水準で推移していることからユーロ圏諸国への旅行費用も去年とほぼ水準の模様

 

 

イギリス

UK

ユーロ圏に属してはいるものの自国通貨が流通しているイギリス
通貨はポンド

 

GBPJPY
昨年実施されたユーロ圏からの離脱を問う国民投票離脱決定という結果になり開票中からポンドは大幅下落、対円でも大幅に下落したのは記憶に新しいところです。
足元のポンド円相場は急落時に比べて戻してきたとは言え、去年の5月の水準からはまだ13円以上の円高水準となっています。
長々と各国の為替レートを紹介してきましたが、多くの通貨で去年と同水準か若干の円安というなか、イギリスのポンドだけが13円以上の円高水準ということで、今年のゴールデンウィークに旅行するなら

 

 

 

イギリスが一番お得な海外旅行先になっています。

 

 

 

少なくとも去年のゴールデンウィークにイギリス旅行した人より、はるかに安い費用で旅行することができるという点が為替レートから言える事実です。

 

 

 

 

 

忘れてはいけない原油の動向

海外旅行、特に航空機のチケット代金に上乗せされる燃油サーチャージ、その料金決定の大きな要因となるのが原油価格です。

WTI

現在の原油価格は1年前とほぼ同水準で推移しているため、高額の燃油サーチャージにおびえる心配もなさそうです。

 


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