初めて実際にポーカーをやってみた
先日、機会があって初めて実際にチップとカードを使ってテキサスホールデムポーカーをプレーしました。
以前から興味はあったのですが機会が無く、悶々と日々を過ごしていたところ自宅から行けそうな範囲の場所でポーカーができるという話を知り、勇気を持って参加してきました。
テキサスホールデムポーカーを知ったきっかけ
自分がテキサスホールデムポーカー(以下ポーカー)を知ったのは結構最近のことで、東京での生活を終えて地元に戻った後のことです。希望を持って東京に行ったものの不本意な形で地元に戻るといういわば「都落ち」と言っていい状況で失意の日々を1年くらい過ごしていたのですがひょんなことからポーカーに興味を持ち、ゲームなどを通じて自分でもプレーするようになりました。
ルールの説明は省きますが知れば知るほど奥が深いゲームで今では自分の中で大きなウエートを占める大切な趣味になっています。
元々は英語を勉強していて出来るだけ生の英語に触れようと考え
テレビを見るのをやめる
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今までテレビを見ていた時間をCNNやNBC skynewなどのライブストリーミング視聴に充てる
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ニュースだけだと飽きる&英語が難しいのでなにか英語で楽しめるコンテンツは無いか??
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youtubeでポーカーの動画を見つける
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ルールを調べてポーカー動画を垂れ流す
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ゲーム等で実際にプレーしてみる
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ポーカーの魅力にどっぷりハマる
簡単にまとめると上記のような流れでポーカーが趣味になりました。
日本でポーカーをプレーできる場所
現在、カジノが無い日本国内においてカードとチップを使ったライブポーカーを行える場所はメイドかアミューズかアングラか、といった状況です。アングラは論外として一番入りやすそうな秋葉原の某メイド系カジノバーの料金体系がこちら

結構なお値段がかかります。
アミューズメントカジノも似たような料金体系ですが繁華街にある店などはそもそも入店するだけでも敷居が高く確実にこれより高い料金設定になっています。
これらの店舗では海外で行われている大きな大会のサテライト(予選)なども頻繁に行われており、上位入賞者(多くの場合1位から5位あたりまで)には本大会の参加権や渡航費等のサポートなどが商品として授与されているようです。
ただしこのサテライトトーナメントも参加費が必要で多くの場合1万円から2万円前後が必要になるで・・・
アミューズメントカジノ側も商売ですので致し方無い部分はありますが、日本国内で本格的な設備でしっかりとした訓練を積んだディーラーがいる状況下でポーカーをプレーするにはそれ相応の費用が必要になります。
またこれらの多くは東京や大阪などの大都市圏に店舗が集中しており、「都落ち」した後にポーカーを覚えた自分にとって気軽に行ける範囲にこのような店舗が無いという根本的な問題もありました。
初心者講習ありのポーカーイベント
そんな中、自分が行けそうな範囲で初心者歓迎のポーカーイベントが開催されるという情報を知り、参加することにしました。イベントの内容は初心者講習ありで時間いっぱいポーカーを楽しめるというもので、ポーカー初心者大歓迎というもの
参加費も2000円で時間制限なしということで非常に良心的な料金設定になっていました。
イベントの雰囲気としてはサークルとか趣味の集まり的なノリで繁華街にあるアミューズメントカジノにありがちなギラギラ感やアウトロー感も無く、主催者や参加している人達もごく普通の人達だったので安心できました。
イベントの流れは最初に基本的なルール説明やプレーの仕方などをレクチャーする初心者講習があり、一通り説明が終わったあとでリングゲームを行ってゲームに慣れていくといった感じで実際にプレーしながら覚えていくといった内容になっていました。

リングゲームを1~2時間程度やって参加者も増えてきた段階からトーナメント開始といった流れで初心者でも1日で一通りのことを覚えてプレーできるような構成になっていました。
オンラインゲーム等と実際のライブポーカーの大きな違い
テキサスホールデム、それもノーリミット(以下NL)の場合、ポット額はディーラーから教えてもらえません。
オンラインのゲームなどでは常に現在のポット額が表示されているので問題ないのですが、実際のライブポーカーの場合は常に現在のポット額はいくらなのか??ということを計算しながらプレーしなければいけません。
現在のポット額を把握するには全員のアクションやベット額などを合計しなければいけないため、自分が参加するハンドにおいては常に自分を含め全員のアクションを正確に覚えておかなければなりません。
実際にカードとチップを使ったライブポーカーからこのゲームを覚えた人やライブポーカーを日常的にプレーしている人などにとっては常識的なことだとは思いますがゲームから入った自分はこの事実をつい最近まで知りませんでした。
ディーラーに聞けば現在のポット額はいつでも教えてもらえるものとばかり思ってたのでゲームでそれなりにプレー出来れば実際のライブポーカーも問題無いだろう程度の認識でした。
実際にプレーしてみて
初心者講習~リングゲームと2時間程度プレーしてみて感じたことはやはりチップ周りやポットに関する部分で苦労する場面が多くありました。ポット額の把握に必死になる

フロップが開くまでの間だけでも何人が参加し、誰がいくらベットしたのか、という点を押さえておかないと正確なポット額が把握できません。
多人数が参加したうえで3bet・4betが入ったポットは最初からしっかりとアクションを見ておかないとすぐにポット額が分からなくなります。
そのうえでコールする、フォールドする、などの判断やポットオッズや勝率計算などを行う必要があります。
普段オンラインなどのゲームでプレーしているときよりもより神経を使うことになりかなり疲れました。
暗算が得意な人には問題無いと思いますがそれでもプレーやアクションを最初から見逃さずに見ておかなければいけない点はオンラインゲームなどとの大きな相違点です。
スモールブラインドやビックブラインド、アンティなどを出し忘れる
これも盲点と言えば盲点でしょうゲームなどから入った人はまずスモールブラインド(以下SB)やビックブラインド(以下BB)アンティなどは自動で出すようになっているため、順番が来れば勝手に出ていくものだと思って気にも留めていないものです。
しかし、ライブポーカーでは毎回自分でこれらをちゃんと出さなければなりません。
ボーっとしてカードが配られないなぁなんて思っている場合には大抵SB BB アンティのいずれかを自分が出し忘れているためディーラーをはじめテーブル中の全員から白い目で見られることになります。

初心者講習の段階ではディーラーボタンとは別にSB BBのマーカーも置かれていたので出し忘れることもなかったのですが、リングゲーム開始からはSB BBのマーカーは使わなくなったため、ついつい出し忘れることが多くなりました。基本的な部分なので意識して出し忘れないようにする必要があります。
自分自身のチップ量が分からなくなる

これもまあ噓のようなホントの話なのですが、途中で自分自身のチップ量が分からなくなるなります。
それも頻繁にw
そんなことね~だろと思われるかもしれませんが
本当です!!
リングゲームの場合はまだいいんですけどトーナメントになるとSB BB アンティの取り扱いやポットの合計額の把握、そしてトーナメントに勝つための思考と常に複数のことを考えながらゲームが進行していく訳です。
とくに今回のトーナメントは10分でブラインドが上がっていくターボトーナメントだったため、ゲームの進行が早くほとんど余裕が無い状態で初めてのライブポーカー
一応、チップも同じ種類ごとに分かりやすく整理してまとめているんですがゲーム進行を止めないようになるだけスムーズに一連の動作を出来るように、参加するハンドにおいては常に全員のアクションやベットを見逃さないように気を張り、苦手な暗算に必死になっているとついつい適当に手元からチップを出してしまうんですよ・・・
それも無意識に
初めは手元に綺麗に整理しているチップの山も10ハンドくらいこなすころにはぐちゃぐちゃになっており
今俺チップ量いくつ (´・ω・`)??
いわば ここはどこ?? 私はだ~れ??的な・・・
ゲームとかだと常に自分のスタック量は正確に表示されますからね。
ポットの把握やベット時の動作などライブポーカーならではの部分で躓くだろうなとは思っていましたけどまさか自分のスタック量が自分で分からなくなるとは思いませんでした。
分からなくなるたびに自分のチップを再度カウント&並べなおしという行動を終始繰り返し・・・
チップを数えるという行動そのものに慣れてないためストレスを感じ出すという状態に陥りました。
イベントに参加した感想

初心者向けの敷居が低いイベントだったのですが主催者や参加していたディーラーの方などがしっかりとした知識やスキルを持った結構なガチ勢だったり参加者の中にも海外のカジノで実際にポーカーをプレーしたことがある経験者がいたりしてポーカーテーブルでの作法や海外カジノのポーカールームの事など興味深い話を数多く聞くことができました。
また実際にライブで初めてポーカーをプレーする経験を積むことができ、目の前で他人のプレーを観察したり、自分のアクションに他人の視線が集中し、お金賭けてる訳でもないのに緊張から手がブルブル震えながらチップを出したり、オンラインのゲームなどで行っている戦略が実際のライブポーカーでも通用するのか??など2000円以上の価値がある時間を過ごすことができ、個人的には大満足でした
特にこんな地方都市でテキサスホールデムがプレーできる場所があるというだけでもありがたいことでイベントを主催された方には感謝しています。
今回のイベントが1回目の開催だったのでぜひ今後も月1回くらいのペースで継続開催してもらえればありがたいなと、
皆が気楽に楽しんでる中、一人だけ頭抱えながらガチでプレーしている奴がいたらそれはきっと私ですw

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