2019年ゴールデンウィーク 海外旅行で今一番お得な国
今年のゴールデンウィークまであと1カ月。今年は最大10連休ということで海外旅行に行くという人も多くいると思います。
ゴク(@gokushitekiblog)は当然の如く去年と同様に多分自宅で仕事です。
毎度のことながら悔しいので無理やり2019年ゴールデンウィークに海外旅行するならどこがいいのか??ということについて考えてみました。
今年のゴールデンウィーク旅行人気ランキング

一般社団法人である日本旅行業協会(JATA)が2019年ゴールデンウィーク旅行動向調査を発表しました。
海外旅行についても国・地域別にランキングを発表しています。
1位 台湾
2位 ハワイ
3位 イタリア
4位 タイ
5位 シンガポール
6位 フランス
7位 韓国
7位 グアム
9位 アメリカ (本土)
10位 香港
という結果になっています。
今年のゴールデンウィークは特殊要因が重なって最大10連休ということで例年に無く旅行業界が盛り上がっている印象です。
昨年同様に上位をアジア諸国が占めるという結果になっていますが今年は突如として3位にイタリアがランクインしています。
今年の日程ではヨーロッパ周遊や長期日程での滞在も十分可能なので北米やヨーロッパ方面へ行かれる方も多くいるのではないでしょうか??
為替レートから今行くべき国を考える
まあ行きたい国に行くのが一番なんですけど、出来るだけお得に海外旅行をしたいというのもまた事実。同じ国・地域でも行く時期によって旅費の総額が変わるケースも珍しくありません。
海外旅行の費用に影響を及ぼす要因は様々なものがありますがここでは海外旅行を語る上で欠かせない「為替」に注目しながら見ていきたいと思います。
※2018年5月2日とこの記事を書いてる時点の為替レートの比較です
※為替レートはBloombergのHPより
北米
アメリカ合衆国

上記の日本旅行業協会のランキングでもハワイ(2位)グアム(7位)アメリカ本土(9位)にランキングしているアメリカ合衆国
通貨は世界の基軸通貨である米ドルです。

米ドルは去年のゴールデンウィークと比較して若干の円安水準で推移しており、為替の観点から言えば去年よりも少し不利な為替レートになっています。
カナダ

ランキングには登場していませんがアメリカと並んで人気の高いカナダ
通貨はカナダドルです。

カナダドルは対円で去年のゴールウィークと比較してほぼ同水準で推移しています。カナダについて為替の影響はあまりないようです。
アジア
台湾

去年に引き続き今年もランキング1位の台湾ですが通貨は台湾ドルです。

正しいチャートたぶんこれの逆で台湾ドル/円だと思いますが
日本円から台湾ドルに両替する場合にはこの円/台湾ドルのチャートが基準になります
去年のゴールデンウィークが0.2734近辺で現在が0.2758なのでほぼ同水準といっていいのではないでしょうか??
普段、台湾ドルのチャートなど見る機会がないのでイマイチ価格の水準感がつかめていません・・・
シンガポール

ランキング5位のシンガポール
通貨はシンガポールドルです

シンガーポールドルについては現在の水準と1年前のゴールデンウィークの水準がほぼ同じとなっており、為替レート的には去年とほぼ変わらない旅行費用になると思われます。
タイ

ランキング4位のタイ
通貨はタイバーツです。

去年のゴールデンウィークあたりが3.43で今年が3.5なので若干円安といったとこでしょうか??
なじみの無い通貨なのでどれくらい円安なのか正確には分かりませんが去年に比べて日本人からみて不利なレートであることは確かです。
韓国

ランキング7位の韓国
通貨は韓国ウォン

去年との為替チャートの比較では若干の円高水準になっています。
韓国についてはポーカーを打ちに昨年から今年にかけても何度か行きましたが為替的には10.0を超えてこないとお得感は感じないなというのが実際に現地に行って両替してみた感想です。
オセアニア
オーストラリア

今年のランキングには入っていませんが根強い人気があるオーストラリア
通貨はオーストラリアドル

グアムなどの島を除けば日本から一番近い西洋国家ということで人気がある国でもあります。
現在豪ドル円は79円台前半で推移しており、1年前の豪ドル円レートは82円台中盤ということでと若干の円高水準になっています。
オーストラリア旅行の費用については去年よりちょっとお得になるくらいの見積もりで問題なさそうです。
ヨーロッパ
ユーロ圏

日本人にも人気のドイツ・フランス・イタリア・スペインなどを含むユーロ圏
現在19カ国・人口3億2600万人の経済圏で域内の移動は基本自由
通貨はユーロ

今回この記事を書くに為に1年ぶりにさまざま通貨の為替レートを調べましたがユーロが予想外にも大きく変動していたのは驚きました。
ユーロ円相場は1年前と比較して約7円の円高水準ということでさすがに7円も円高に振れると海外旅行の費用的にもインパクトが大きい状況になりますね・・・
あくまで去年との比較ではありますが今年はヨーロッパ、とくにユーロ圏への旅行は為替の観点から考えると有利な状況にあると言えます。
イギリス

ユーロ圏に属してはいるものの自国通貨が流通しているイギリス
通貨はポンド

ブレクジットに揺れるイギリス。大モメにモメて現在も着地点が見いだせない状況が続いています。
足元のポンド円相場はユーロ圏からの離脱を問う国民投票後の急落からは戻してきてる状況が続いていますが去年の5月の水準からは約5円の円高水準になっています。
ユーロと同様にポンドも昨年5月のレートと比較して結構な円高水準になっており、日本から旅行するには良いタイミングになっているのではないでしょうか??
長々と為替レートについて書いてきましたが今年の傾向として
アジア圏は昨年とほぼ変わらず、ヨーロッパ方面は大幅な円高傾向
になっているということが分かりました。
10連休ということもありますがヨーロッパ方面が為替レート的にもオススメになっています。
忘れてはいけない原油の動向
海外旅行、特に航空機のチケット代金に上乗せされる燃油サーチャージ、その料金決定の大きな要因となるのが原油価格です。
原油については昨年末の世界的株安ショックの時に一時1バレルあたり$50を下回っての推移になっていましたが直近はまた$60台に乗せてきています。
昨年この記事を書いた時の原油価格が$67あたりだったと思うので水準的にはさほど変化はありませんが昨年末に一旦$50を割ったことや燃油サーチャージの価格改定にはタイムラグがあるという点を考えると今年のゴールデンウィークは逆に燃油サーチャージが安くなっている場合もあるかも知れません。
夏以降は再度燃油サーチャージの値上げがあるかも知れませんがゴールデンウォーク期間中に関してはその心配はなさそうです。
Gw、10連休ですが、どこにも私は行きません。
6月に台北でAJPCがあるのでサイドイベントに参加してきます。
友人が台湾好きで一緒に行ってくれたなら6,000元くれると言ってきたのでひとつ返事で了承しましたよ(笑)
6,000元ならサイド1つくらい出れますのでね。
その友人はポーカーのポの字も知らないです(笑)