【米国株】AT&Tから人生初の配当が入金されました【T】
どうも、個人投資家のゴク(@gokushitekiblog)です(ドヤ顔)
7月の末あたりに約3年という注視期間を経て日本株をすっ飛ばしていきなり米国株で個人投資家デビューした訳ですが現在保有している米通信大手AT&T 【T】から配当が支払われました。そうです人生初の配当金収入です。(額は雀の涙ですが・・・)これから米国株を始めてみようと考えている方の為に配当金が入金されるまでの流れをまとめてみました。
米国株の配当金は基本四半期ごとの支払われます
自分の場合は最初から米国株一本というか日本株については眼中に無い状態で今に至っているのであんまり詳しいことは分かりませんが米国株については基本1株から購入でき、配当金の支払いは四半期ごとというのが一般的です。日本だと半期ごとの決算で配当金の支払いは年2回ってケースが多いと思いますがここが一番大きな相違点になるかと思います。
まあ年2回でも年4回でも年利が同じなら入ってくる配当金の額は変わらない訳ですが自分の様に配当金目当ての長期投資を行っている人にとっては年4回の支払いペースの方が投資をしている楽しみみたいなのが感じられていい制度だと思います。
ただ最近トランプ大統領が米国企業の決算ペースを年2回に変える的な発言をして議論を呼んでいましたが仮に米国企業の決算ペースが年2回になると配当の支払いタイミングも年2回に変更されるのでしょうか?? 個人的には反対です!
現在保有しているのはAT&T【T】
前回、実際に米国株を購入した時の様子などをブログ記事にしましたが現在保有している企業はAT&T【T】 数量は50株です。
本当は100株購入したかったところ初めての株式投資ということで購入したい気持ちをグッと抑えて半分の50株にとどめておいたという経緯がありましたがあれから追加投資はせずに配当金支払いのタイミングを迎えました。
すでに色々なところで報道されている通りAT&Tについては2018年10月に発表された決算の内容が市場の失望を呼び株価は急落。NYダウの暴落なども全体の相場の悪化も相まって株価は30ドル台を割り一時29ドル台前半まで売り込まれる場面がありました。
一応チャート上では30ドルちょうど付近が長期のサポートラインになっていた訳ですがあっさりとここを下抜けるという展開になりました。決算をミスしたというのと中間選挙前のゴタゴタなどでNYダウならびにS&P500が急落し日本株を始めアジア各国や欧州各国など世界的にも株安の連鎖が波及する嫌な雰囲気のまま10月を終えました。
この記事を書いている時点では中間選挙も終わり株価も世界的に持ち直してきている感じでAT&Tについても現在は長期サポートである30ドル台を上回る水準で推移しております。
個人的にも30ドル以下の水準は絶好の買いゾーンだと思っていたのですが実質滞在していたのは2~3日程度だったので今回追加購入することは見送りました。
AT&Tの権利落ち日と配当支払い日
直近の状況はさておき、肝心の配当金支払いのタイミングについてざっくりですがAT&Tの場合権利落ち日及び基準日が 4月 7月 10月 1月 になります。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q |
1~3月 | 4~6月 | 7~9月 | 10~12月 |
という四半期の区切りですね。1~3月の第一四半期の決算並びに配当基準日が4月 になりますが実際に配当金が入金されるのは配当基準日の翌月。つまり1Qの場合なら5月です。
今回、11月に配当金の支払いがあったということは10月が権利落ち日及び基準日だったということで2018年7~9月 3Qの分の配当金になります。もっというとこの期間の決算が悪かったので株価が急落した訳です・・・
これについては各企業ごとに微妙に決算月がズレてたりするので購入前にしっかりと確認しておくことが重要です。
自分も10月に配当金が入るものだと月の中旬くらいまでずっと思っていました・・・
実際に入金された配当金の額
この記事を書いている時点でのAT&Tの配当利回りは年6.55%
1株に対して2ドルの配当になっています。
自分は50株所有しており2ドル×50株=100ドルが1年で入ってくる配当金収入になります。で、年4回の支払いタイミングということなので100ドル÷4=25ドルということで25ドル入ってくる訳です。
で実際に入金されたのがこちら
17.95US$・・・
す、少なくね・・・??
おいこらちょっと待て!!(激怒)
配当金を中抜きした奴は誰だ??
25ドル入ってくるはずなのに実際に入金されたのは17.95ドルこれは明らかに少ないというかおかしい!!
米国株の配当金については米国での現地課税が10%あるのでその分を引いたとしても22.5ドルは入金されるはずなのに・・・
何故だ??
ドルでの入金なので為替レートがどうのこうのという訳でもないだろうしう~む、わからん・・・
も、もしや日本国内で課税されてるんじゃ・・・
25ドル(税引き前)×0.9(米国現地課税10%)×0.79685(日本国内の税率20.351%)
=17.929192ドル
ほぼ今回入金された金額と同じなのでこれは確実に日本国内でも課税されてるっぽい
自分は特定口座・源泉徴収なし なんですけど・・・
自分はフリーランスなので毎年確定申告する訳でどうせ手間的には一緒だしこういうこともあろうと思ってわざわざ特定口座・源泉徴収なしで証券口座開いたんですけどなんで配当金から国内分の税金が引かれてるんだよ!!(激怒)と、いうものの口座開いたのは3年も前のことでよく覚えていないのが実際のところ。取り敢えず特定口座で開いたことだけは確実なんだけど源泉徴収あり・なし どっちだったかはいまいち思い出せない・・・
しょうがないので口座にログインしてどっちで口座を開いたのか確認してみると
おいこらマネックス!! 配当金のところが源泉徴収なしになってないだろーが!!(激怒)
源泉徴収なしで口座開設出来ているのはできてるんだけど配当金のとこには表示されてないぞ??
申し込むときにチェック入れ忘れたのか??
これどうやって源泉徴収なしに出来るんだ??ということでグーグルで「配当金 源泉徴収なし」と検索すると・・・
源泉徴収なしは売却益についてのみ
出典:大和證券HP
配当金は必ず源泉徴収されるという事実を初めて知る・・・
今の今まで知らなかった・・・
源泉徴収なしで口座開いてれば税金引かれずに配当金が入ってくると思っていたのに・・・
売買益と配当金は別扱いという基本中の基本を知りませんでした。
米国株の配当金の場合、米国現地課税された部分については確定申告することにより所得税から控除することができる様ですが日本国内の課税部分については否応なしに徴収されるとのこと・・・
マジかよ・・・
入金された額が間違っていた訳でも中抜きされていた訳でもなく米国現地課税と日本国内での課税を経た抜け殻が17.95ドルだった訳です・・・
税金分を差っ引いた米国株本当の利回り
人生初の配当が キタ――(゚∀゚)――!! と喜んでいたのもつかの間、まさかの二重課税、配当金は強制的に源泉徴収という厳しい現実を目の当たりにしかなりテンションが下がった訳ですが確定申告で米国現地課税分は取り戻せるというか控除できるとは言え現状では年間に入ってくる配当金収入が71ドルなので米国株投資の分についてはわざわざ手間をかけて申告しようとは思いません。
今後、米国株の利回りを見るときは
配当利回り×0.715=税引き後の配当利回り で見ていく必要があります。
AT&Tの場合、この記事を書いている時点の配当利回りが6.55%なので
6.55×0.715=4.68325
4.68%がAT&Tの税引き後の配当利回りになります。
一応この数字で計算してみると
【T】株価30.65 × 0.0468(税引き後利回り4.68%)=1.43442ドル(一株あたり年間配当)
1.43442ドル × 50株 ÷ 4 =17.93ドル(税引き後四半期配当)
大体計算合いましたw
※数学というか算数苦手なので間違っていたらコメント欄にお願いします。
長々と書きましたが税金で持っていかれる分を考えると利回り3%程度だと投資する旨みがありません。そうなると最低でも利回り5%を超える株でないと意味が無い・・・
てか利回り5%越えの株って米国株でもそうそうないだろ・・・
もしくはNISA口座を開くか・・・
てかもうすでに持ってる米国株をNISA口座に引き継げるのかな??てかNISAもいつまで続くか良く分からんからなぁ~
全ては自分が不勉強だった訳ですが米国株については投資戦略を練り直す必要がありそうです・・・
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