【2021年8月】AT&Tから配当が入金されました【T】
どうも、ゴクです。
一向に収まる気配を見せない新型コロナ。
クソ田舎住みの自分は未だに1回目のワクチン摂取すら出来ておらず変異株の恐怖にビビりながら自粛と言う名の引きこもり廃人生活を絶賛継続中。例のごとくこのブログも放ったらかしたまま3ヶ月が経過して投資先の1つである米通信大手のAT&T【T】から配当が支払われました。
AT&Tから配当金が支払われました
実際に支払われたのが上記になります。
1株あたり0.520ドル 100株保有なので37.31ドル(税引後)の配当が入金されていました。
最新の保有状況は平均取得価格30.31ドルで100株です。
直近のAT&T株価の動き
この記事を執筆時点での株価は27.96ドル
前回更新した時の32.24ドルから大幅下落ということで絶賛赤字です。
AT&T ワーナーメディアのスピンオフを発表
AT&T「16兆円メディア」 ディスカバリーと新会社発表: 日本経済新聞 https://t.co/eHgvmdEpSp
— ゴク@極私的blog (@gokushitekiblog) May 17, 2021
ちょうど前回の配当記事を公開した次の日にAT&T【T】から衝撃的なスピンオフの発表がなされました。
最初の報道では傘下のワーナーメディアを本体から切り離してディスカバリーと合併させて新会社を設立するというもので発表直後の取引では一時株価も上がる局面が合ったものの合わせて発表された今後の配当見通しが実質大幅な減配ということが嫌気され一気に売られる展開になってしまいました。
既に新会社「ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー」は誕生しており後は合併に伴う最終的な会計処理を2022年半ば頃に完了させる予定という事がアナウンスされています。
既存のAT&T【T】の株主には保有株数に応じて新会社の株が割り当てられるということで詳しい時期や割り当て株数の比率などは年末~来年あたりにかけて会社側から発表される予定とのこと。
正直スピンオフには驚きましたがそれ以上に想定外だったのが減配。
増配が見送られたので大丈夫かなと思っていたのですがまさか本当に減配するとは予想出来ませんでした。
もはや配当どころか今後の継続保有すら難しくなってきた感が・・・
当然自分もいわゆるコーポレートアクションというものに遭遇するのは今回が初めてなので今後どのような展開を辿るのかは予想もつかない状態ですがこのまま持ち続けていれば新会社の株が幾らか分配されることになります。合併で新しく誕生した会社の株ということで変則的なIPOとも言えるイベント発生で通常のIPO同様のご祝儀相場的な動きになるのかどうかが注目されます。
しかし今回新しく誕生した「ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー」ですが競合企業となるNetflixやDisneyなどの動画配信やコンテンツ製作などを手掛ける企業は軒並み無配ということで恐らく新会社も配当無しだと思われます。
AT&T【T】はスピンオフ後の配当水準を現状の45%まで引き下げると既に発表しており新会社が無配となると実質大幅な減配。ワーナーをスピンオフで切り離した割合以上の減配になるため高配当狙いでAT&T【T】に投資していた自分の様な投資家には踏んだり蹴ったりの地獄絵図で本当のところは大幅減配を実行するためにスピンオフを口実にしているのでは?という疑念まで抱いてしまう状況です。
高配当の米国株を長期ホールドして配当金を再投資するという極私的ファンドの投資戦略に見合わなくなってしまいました。
AT&T、利益が市場予想上回る-無線通信などで契約者が増加 https://t.co/EMaWqkLJKL @businessから
— ゴク@極私的blog (@gokushitekiblog) July 22, 2021
2021年 第2四半期の決算は引き続き好調のようでしたが社運を賭けてリリースした配信サービスであるHBO Maxもワーナー傘下なので今後は新会社に引き継がれると考えると来年以降はなかなか厳しいのではないかと。
AT&Tのチャート分析
スピンオフ発表後に一瞬上げてその後ダダ下がりといったチャート。
現状まだ下げ止まっていないので下手すればさらに下値を掘り下げる可能性も大で30ドルちょうどの水準が遠い・・・
今後のAT&Tについての投資方針
AT&T【T】については年内は引き続き継続保有の方針ですが今後の動向次第では全て処分する可能性も大いにあると考えています。平均取得株価が31ドル台なので仮にここまで戻ってくる様なことがあれば躊躇なく逃げるつもりです。
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