【2021年5月】ブリティッシュ・アメリカン・タバコから配当【BTI】
どうも、ゴクです。
相変わらず新型コロナのニュースで世間は持ち切りになっており自分も極力外出を控えて自粛するという生活が続く中、極私的ファンドのもう一つの投資先である英・タバコ大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】から配当が出たので今回もその記録と簡単なチャート分析などを行っていきたいと思います。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコから配当が出ました
１株あたり0.757ドル 50株保有なので30.20ドル(税引後)の配当が入金されていました。
BTIに関しては特に追加購入や売却なども行っておらず前回の配当入金からそのまま放置して今回の配当入金日を迎えた状況です。
最新の保有状況は34.49ドルで50株です
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ 2.5％の増配
前回の更新時にポンド建てで配当推移を見て行かないといけないという事を学習した訳ですが早速の増配。2.5％の増配という事でこれまでの配当データを見て行くと近年では5月に増配を実施するというのがパターン化している模様。
今回の増配でブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の連続増配年数は21年。ドル建てでも前回0.717 → 0.757と増えておりポンドドルの為替レートも概ね上昇基調ということで順調そのもの。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】は英国企業のADR銘柄ということで現地課税が無い点も大きなメリットです。
それ以外では今回もいつもと同様にADR手数料として0.25ドルが徴収されていました。
直近のブリティッシュ・アメリカン・タバコ 株価の動き
前回更新した時の株価が36.27ドル。
今回の記事を書く直前には40ドル台に乗せる場面もありつつ現在39.92ドル。
yahoo financeによると1年後のターゲット株価が43.48ドルから49.56ドルへと上方修正されかなり強気な予想になっていますが依然として40ドルちょうどの水準が意識されておりここをしっかりと越えて定着できるかどうかが一つのポイントになりそうです。
大口がBTIとImperialに$65億ドル突っ込んだ模様ｗ#タバコ株 #BTI
— ゴク@極私的blog (@gokushitekiblog) May 6, 2021
Kenneth Dart, the billionaire heir to a plastic cup fortune, is going against the ESG grain and has quietly built stakes in tobacco companies worth around $6.7 billion https://t.co/0yMhJ6avVP @wealthより
日本語の記事が拾えなかったのでソースは英語ですがKenneth Dartというビリオネアがブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】に65億ドルの買いを入れた模様。
英語版のWikipediaによると米国生まれで90年代に米国の市民権を放棄しケイマン諸島、ベリジアン諸島、アイルランド国籍を取得、現在はロンドンを経てケイマン諸島に居住。
ハゲタカファンドの中で最もよく知られているものの１つであるダートマネージメントを所有し2013年時点での純資産が66億ドル。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の発行株式総数の7％に相当する買いということで今後の動向にも要注目です。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコのチャート分析
ここのところレンジ相場が継続していたのですが徐々に下値が切り上がって来て綺麗にラインを引くことが出来ました。上はやはり40ドルちょうどあたりが意識される形になっており綺麗な三角持ち合いを形成しております。
40ドルちょうどを抜けると次のターゲットは45ドルあたりになるとは思いますがyahoo financeの1年後のターゲット株価は49.56ドルなのでまだ現実味は有る方かなと。
現時点で考えられる下落リスク
米、メンソールたばこ禁止へ 当局が来年に基準案取りまとめ（ロイター映像ニュース） https://t.co/41j8I2gXZc
— ゴク@極私的blog (@gokushitekiblog) May 1, 2021
現状は新型コロナの対応で手一杯だろうということで安心しきっておりこのニュースが出た時には一瞬凍りつきましたが意外にも株価は反応薄。
てかなんでまたこの話を出してきたんだよと思ったのですがバイデン政権誕生100日のタイミングで発表された「アメリカの家族のための計画」という200兆円規模の子育て・家族支援策と合わせる形でFDA(米食品医薬品局)から発表されたことを考えると大統領が変わってもメンソール規制は絶対やるからなというFDAの固い決意表明だったのかなと。タイミング的にも無理やり捻じ込んできた感ありありでした。
とは言え来年に基準案を取りまとめということで実際に禁止になるのはまだまだ先の話でその間にタバコ各社も対策を進めると思うのでじっくりと推移を見守りたいと思います。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ株に対する今後の方針
引き続き継続保有しながら配当を貰い続ける方針です
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