【2022年5月】ブリティッシュ・アメリカン・タバコから配当【BTI】
どうも、ゴクです。
3ヶ月ぶりの生存報告と言う事で皆様ご無沙汰しております。
現在、極私的ファンドではAT&Tとブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】の2銘柄を保有しており配当支払い月が両方とも2月・5月・8月・11月の3ヶ月毎で通常はAT&T→BTIの順で配当が支払われるというスケジュールになっていたのですが現在マネックス証券でAT&Tの配当支払いが遅延しておりBTIの配当が先に着弾したのでひとまずAT&Tの配当については置いといてBTIの配当について更新していこうと思います。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコから配当が出ました
1株あたり0.680ドル 50株保有なので27.13ドル(税引後)の配当が入金されていました。
今回はポンド建てで0.55ポンド増配されております
にも関わらす実際の入金額が前回配当に比べて減っているのは為替の影響によるものです。
元々対ポンドでもドル高基調だった流れの中、FRBによる利上げによってその流れがさらに加速した格好になっており前回更新時のレート1.36155に対して現時点でのレートが1.22602ということで約10%の下落(ポンド安)と大幅にドル高方向に振れたためドルで受け取る配当金が大きく目減りした状況です。
その他ADR管理手数料として0.25ドルが差し引かれておりました。
BTIに関しては特に追加購入や売却なども行っておらず前回の配当入金からそのまま放置して今回の配当入金日を迎えました。
最新の保有状況は34.49ドルで50株です
直近のブリティッシュ・アメリカン・タバコ 株価の動き
この記事を執筆時点での株価は42.36ドル
アメリカでは40年ぶりの物価上昇率を記録しておりインフレ対策に躍起のFRBによる利上げが決定され株式市場全体が総崩れといった展開の中、なんとか40ドル台をキープしたまま今回の配当支払い迎えたBTI。
前回更新した時の株価が46.50ドルなので下げていることは事実なのですがナスダック指数などを構成しているハイテク銘柄の強烈な下げに比べれば全然マシな部類です。
一方海外に眼を向けるとロシアによるウクライナ侵攻が長期化の様相を呈してきておりエネルギー価格の上昇を始めとしたインフレ圧力がこの先も当分の間継続することが見込まれていることから年内にまだ数回利上げの可能性を残しているFRBと言う事でこの先も株式市場にとって厳しい環境が継続すると思われますがBTI以外のタバコ各社も軒並み堅調に推移しています。
yahoo financeによる1年後のターゲット株価は若干下がって52.50ドルへ変更されるも強気予想は変わらずと言ったところのようです。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコのチャート分析
正直ここのところBTIについてはしっかりとニュースや値動き動向を追えていなかったのですがとりあえず節目の40ドル台はなんとかキープ。
しかしながら3月に一旦40ドルを割っているのと直近の高値水準である46~47ドルあたりの上値抵抗線をブレイク出来ずに下がってきているという点が個人的には気にかかる部分になっています。
再度40ドル台を割っていく様だとチャート上では非常に厳しい形になるだけになんとかこの40ドル台で踏みとどまってもらって再度上を目指して貰いたいところです。
改めてチャートを眺めてみるここ数年は 35ドル 40ドル 45ドル あたりでの攻防を繰り返しているのでそれなりにサポートラインとして機能するとは思いますがテクニカルはあくまでチャート上での話なので実際の値動きがその通りになるかどうか不明な上に今は地政学リスクなども相まって短期的に激しい値動きになることも予想されるのでそれなりにリスクが高い相場環境であることを認識しておく必要があります。
とは言えAT&Tに比べればまだ安心して持って居られるのもまた事実で個人的にはそこまで悲観している訳でもありません。
FDAがメンソール及びフレーバータバコの規制案を発表
FDA Proposes Rules Prohibiting Menthol Cigarettes and Flavored Cigars to Prevent Youth Initiation, Significantly Reduce Tobacco-Related Disease and Death https://t.co/rF6W7E6KGv
— ゴク@極私的blog (@gokushitekiblog) May 15, 2022
個別の材料として今後要注目となりそうなのが新型コロナウイルスの大流行で一旦棚上げになっていた感のあるメンソール規制の話で2022/4/28付でアメリカ食品医薬品局(FDA)から具体案の発表がありました。
リリースされた文章の内容を見てるとすぐに規制が発動されるというものでは無くこれからパブリック・コメントが始まる段階ということでこの規制案が成立するまではまだかなりの時間を要する様です。
アメリカ「メンソールたばこ禁止」に踏み切る理由 これまでにない「厳しい規制」に評価の声も | The New York Times - 東洋経済オンライン https://t.co/c1HQQozhTu #東洋経済オンライン @Toyokeizaiから
— ゴク@極私的blog (@gokushitekiblog) May 15, 2022
実際の法案成立までにはタバコ各社の激しい抵抗やロビー活動なども予想されすんなりと施行されるかどうかは不透明な部分も多くありますがメンソール比率の高いBTIホルダーとしてはその動向が多いに気になるところで今後も継続的にウォッチしていきたと思っています。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ株に対する今後の方針
引き続き継続保有しながら配当を貰い続ける方針でいきたいと思います
BTIについてはもう少し買い増ししても良いかなと思っていたりするのですが米国株口座の中にドルがほとんど無い上に絶賛円安継続中で今は時期が悪いかなと考えています。
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