【2020年5月】AT&Tから配当が入金されました【T】
皆さんこんにちは ゴクです。
一向に収束する気配を見せない新型コロナウィルス。日本でも緊急事態宣言が発令され日常生活に大きな影響を及ぼしている訳ですが海外、特にアメリカでは爆発的な感染者数の増加と死者数の増加で社会生活が麻痺しておりロックダウンに伴う影響も重なり戦後最悪の失業率と失業者数を叩き出し株価も暴落とリーマンショックどころの騒ぎじゃなくなってきた状況で投資先であるAT&T【T】から配当が支払われました。
AT&Tから配当金が支払われました
実際に支払われたのが上記になります。
1株あたり0.520ドル 60株保有なので22.39ドル(税引後)の配当が入金されていました。
前回の配当が2月でしたがそこから口座内の端数の処理及び小額購入時の実際の手数料の確認の為に10株追加購入した以外は特になにもせずに今回の配当入金日を迎えた状況になります。
今回のコロナショックで配当金の減額や支払い自体を停止する企業などもちらほら出てきている状況ですがAT&T【T】に関してはディフェンシブ銘柄ということもありそのような心配は今のところありません。
現状アメリカではロックダウンが継続しておりインターネットの通信量が企業・家庭問わずに増大しているという報道もありAT&T【T】のみならず通信大手各社にとっては追い風になっている状況でもあります。
直近のAT&T株価の動き
この記事を執筆時点で株価は28.31ドル。
コロナショックで株式市場全体が総崩れ。例に漏れずAT&T【T】も安値圏に沈む展開で厳しい相場環境が続いています。
それでも銀行株や石油関連、景気敏感セクターの下げに比べればまだマシな方でその辺はディフェンシブ銘柄の通信株ということでパニック的な暴落には至っていない点は心強い点でもあります。
4/22に発表された2020年第1四半期の決算では売上高が前年同月比5%減の427億7900万ドルで新型コロナウィルスの影響でスポーツ試合のキャンセル、テレビ広告収入の減、映画館閉鎖による映画収入の減などが響いた模様。
一方で携帯電話事業については前年同期比でほぼ同水準を維持ということで主にメディア事業の分野で新型コロナウィルスの影響が大きかった様です。
AT&Tのチャート分析
株価水準に関しては前回2月の更新時と比べてほぼ10ドル下げた水準で節目の30ドルも割り込んでいる状況です。
年末からの好調な流れを新型コロナウィルスによって完全にブチ壊された格好になってしまいました。目先はまずしっかりと30ドル台に乗せて定着できるかどうかを見守りたいと思います。
チャートを確認してみると3月末の大暴落から30ドルちょうどの水準を割り込むこと4回。
チャート的にもヘッド&ショルダーの形になっておりここからさらにもう一段の下げそうな雰囲気になっています。
現状は業績動向よりも新型コロナのニュースに市場全体が反応して動いているおりアメリカ国内の感染者数の増加が止まらない状況も重なって先の見えない下落相場が継続しており当面は株価の上昇を見込むのは難しそうです。
26~27ドル台を下抜ける場合にはもう一段下げが加速する可能性も十分考えられます。
最悪の雇用統計
新型コロナウィルスの世界的流行から早3ヶ月。
発生源の中国・武漢を差し置き世界最大の感染者・死者数を記録しているアメリカ。
国家非常事態宣言を発令しロックダウンを強硬に実行した結果、5/8に発表された4月の米国雇用統計
非農業部門雇用者数 -2050万人
失業率 14.7%
前代未聞の結果で第2次大戦以降で最悪の雇用情勢。
足元では南部や中西部などのいくつかの州で段階的にロックダウンを解除する動きも出てきたものの依然として経済活動はストップしたままの状態が続いています。
少なくとも全米の全ての州でロックダウンが解除されるくらい状況が改善しないことには労働市場の回復は望めずこの状況はしばらく継続するとみている向きが大勢です。
これから夏場にかけて新型コロナウィルスの感染状況に変化があるのか、ワクチンの開発に成功するのか、さらなる政府による財政出動やFRBによる金融緩和の有無など、引き続き日々のニュースやヘッドラインに振り回される展開になりそうです。
今後のAT&Tについての投資方針
AT&T【T】については引き続き継続保有の方針です。
長い目でみるとやはり30ドル以下の水準は買い目なのかなと思いつつも追加購入までには至っていません。
取り敢えず3月、4月で暴落の第1波は終わったような感はありますが近々第2波が来るような予感もあったり新型コロナウィルスの特にアメリカでの状況が予断を許さない中での相場展開に正直手が出せないと言うのが本音です。
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