【2025年2月】AT&Tから配当が入金されました【T】
米国株勢の皆さんこんにちは ゴクです。
アメリカでは第二次トランプ政権が誕生してさっそくやりたい放題の政策を発動。カナダとメキシコへの追加関税を皮切りに中国などにも敵対的な追加関税を表明するなどして金融市場は大混乱。今後も予断を許さない状況が続きそうな中、今回も無事に米・通信大手のAT&T【T】から配当が支払われたのでその内容や足元の相場動向などを簡単にチェックして行きましょう。
AT&T【T】から配当金が支払われました

実際に支払われたのが上記になります。
1株あたり0.277ドル 100株保有なので19.91ドル(税引後)の配当が入金されていました。
AT&T【T】 50株売却
諸事情によりAT&Tを半分売却#米国株 #T #ATT #長期投資 #配当 #通信株 pic.twitter.com/57fFvJNB6p
— ゴク@極私的blog (@gokushitekiblog) January 14, 2025
今回の配当権利が落ちた後の1/15に保有している100株の内の半分である50株を株価21.60ドルで売却しました。
売却の理由
・直近で現金が必要になった
・WBDのスピンオフ分を除いた損益分岐点である23ドル近辺まで株価が回復
1年前の株価は16ドル台だったので脳死で塩漬けでしたが株価の回復でようやく決断。
・スピンオフに伴い一般口座での保有に(NISA対象外)
・平均取得株価30.31ドルで現在の年間配当額1.11ドルだと配当利回り3.6%
税引後で2.7%前後になりこれなら別に米国株である必要が無い上にとても高配当とは言えない為、保有し続ける理由が消滅。
・当分増配も期待薄
・今後も株価の上昇が続くかどうか不透明
以上の理由からひとまず半分の50株を売却
残りの50株は一旦様子見でそのまま保有継続中です。
現在四半期ごとに19.91ドルの配当が出ていますが同業のベライゾンは配当利回り6%超えているので同じ金額の配当を受け取ることだけ考えたらAT&TからVZへ乗り換えた方が得策な様な気がしております。
最新の保有状況は平均取得価格30.30ドルで50株です
次回から支払われる配当は現在の半額に減少予定
直近のAT&T株価の動き

この記事を執筆時点での株価は24.54ドル
前回の更新時が22.34ドルでしたが今回はさらに上値を伸ばして配当支払いのタイミングを迎えたAT&T【T】トランプ政権誕生で米国の株式市場はどうなるのかと多くが危惧していたものの現在のところは概ね堅調に推移している模様でAT&T【T】も昨年末に年初来高値を付けた勢いを保ったまま24ドル台まで回復してきました。一部で中国のDeep SeekショックによりNVDIAなどのAI関連株が売られているようですが逆にディフェンシブ銘柄は全体的に買われる様な展開になっておりこの点もAT&T【T】にとって追い風になっている状況でさらなる上値トライを期待したいところ。
yahoo finance による1年後のターゲット価格は26.77ドルへ上方修正。
直近のワーナーブラザーズ・ディスカバリー 株価の動き

AT&T【T】からのスピンオフで強制的に保有させられることになったWBD
前回更新時の株価が9.18ドルだったので水準自体はほぼ変わらず。
米ワーナー、ケーブルテレビ事業分離へ 株価大幅上昇 https://t.co/3M0y80TQ1x
— ゴク@極私的blog (@gokushitekiblog) February 11, 2025
2024年12月に不採算部門のケーブルテレビ事業の分離を決定という報道で一時株価が12ドル台に乗る場面がありました。
一方米メディア大手コムキャストは傘下のNBCユニバーサルが抱えるMSNBCやCNBCなどのケーブルテレビ局事業の大部分を切り離し、独立した新会社に移管すると発表。ここにWBDのケーブルテレビ事業が統合するのではないかと言う向きが有力視されておりこの統合によって両社はメディア事業の再編を進める可能性があるとのこと。
株価自体はこの報道が出た瞬間にポ~ンと上昇したもののその後すぐに下火になりまた再び10ドル台を割り込む水準で推移しております。
AT&T【T】を半分売却する時に一緒に売ってしまう予定で考えていたのですがこの報道により思いとどまり予定されている分離・統合の行方を見守る事に方針転換。もうしばらく保有し続けようと思います。
yahoo finance による1年後のターゲット価格は12.98ドル。
AT&Tのチャート分析

前回の更新後も好調な流れは続いていたのですが年末から年明けにかけて若干失速する展開になり前回引いたトレンドラインを一瞬割り込む場面などがあったものの直近は窓を開け再度力強く上昇。
節目である25ドルを目前に控えてこのままの勢いで突破できるかどうかが直近で最大の注目ポイントになる訳ですがここも突破するとなると後は27ドル台にちょっと節目になりそうなポイントがある位でほぼ30ドル台まで強力な上値抵抗体が無いことからこのまま一気に行ってしまう可能性も大いにあると考えております。
今回の上昇は昨年の4月あたりから始まっており調整らしい調整もほとんど無くここまで上がって来た事を考えると一旦大きな調整下落が来ても不思議ではありませんが会社側から自社株買いの発表がされており当分は堅調に推移してくれるのではと個人的には期待しております。
今後のAT&Tについての投資方針
AT&T【T】については引き続き継続保有の方針です
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